マイクロラーニングを具現化するための4つの軸。コンセプトだけではなく、業務でも活用できる仕組みとは

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一つのサービスを開発し、世の中にリリースすることによって変化することもあります。例えば、LINEやiPhoneは、それによって人々のライフスタイルそのものに影響を及ぼしたとも言えるかもしれません。しかし、実際にはなかなかそこにたどり着くのは難しく、たいていはいろいろなニーズを分析して積み上げていくことによって、「大きな確変」をねらっているのではないかと推察します。

何度か私も記事としてあげているように、人材開発の世界で「マイクロラーニング」の考え方が取り上げられています。これは事業会社の人材開発担当の方だけではなく、研修サービス提供会社にとっても、入りやすいコンセプトなんだということを改めて実感しました。詳細を記載すると守秘義務に反することになると思うので、あえて抽象的に表現しています。

ATD人材育成国際会議という、人材開発関連のカンファレンス&展示会が年に1回アメリカで開催されます。だいたい毎年5月中に開催され、2016年...
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短時間

マイクロラーニングは一つ一つのコンテンツが短時間であることが大きな特徴の一つです。これはマイクロラーニングの絶対的な条件でもあり、定義としては「5分以内」のものと言われています。そのため、コンテンツ一つを作るのに、それほど時間がかからず、開発費もおさえられるとも言えます。

アトランタで開催されていたATD2017も終了し、私も昨日(5/26)帰国しました。今回は事前の準備も、(私としてはしっかりと)行っていたこ...

今は動画作成も簡単にできるようになっています。もちろん、販売するとなればそれなりの品質のものは必要でしょうが、機材購入などの「ハードル」は以前に比べるとだいぶ低まったのではないでしょうか?

セミオーダー

全てのコンテンツが完成していて、それ以外の調整がきかないと「出来上がっているコンテンツそのもの」について評価をせざるを得ません。全体の95%がフィットしていたとしても、残りの5%については合わないだけではなく、何の変更もできないことによって「全体としてNG」になってしまうのはもったいないことです。

セミオーダーにしておくといいのかもしれません。いくつかのコンテンツは不要であれば外すことができる、あるいは、別途費用を払えばオリジナルコンテンツが作成できるといった「幅」があることが肝要だと思います。

ココ〇チのカレーやデリバリーのピザのようなイメージです。既成メニューがあり、それだけでも成り立つけどトッピングやカスタマイズを行うことで、自分だけのメニューがある一定範囲内でできる、という意味です。

楽しめる

ゲーム感覚・要素というのは必要かなと思いました。誰かに強制されているわけでもないのに、自発的にアプリケーションを立ち上げてスマホゲームをする理由ってなんでしょうか?それが楽しいから、だと思うのです。スマホゲームがここまで普及している理由は、まさにそこにあると思います。

この要素は研修でも「ゲーミフィケーション」として、取り入れられるようになってきています。日本では研修というと、どうしても「誰かに教わる」「格式ばったもの」という要素を求めがちです。もちろんそういったものが必要なこともありますが、何かの導入研修とか初心者向けといった場合は、楽しめる要素が多く入っていてもいいかなと思います。

既存制度とのつなぎ

ゲームを楽しむ感覚で何かを習得できたとしても、それだけが単独で成り立っていると、だんだんと続かなくなる(飽きてくる)のかなと思います。「全部完了することを試用期間満了の条件として、かつ、それによって時給があがる」とか、「スタッフが全員受講完了していることによって、リーダーの評価につながる」といったような、何かしらの「仕掛け」は必要でしょう。こういったことは、マイクロラーニングのコンテンツととても親和性が高いのかなと思います。「楽しめる」だけではなく、今の人事制度に何かしらつなげることで、研修をイベントにとどめず、実際の業務に活かせることにもなるでしょう。

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