3分で理解できるATD。キーノーツスピーカーについて調べてたら、ある共通項が・・・。アトランタでどんな基調講演が聞けるのか楽しみ

ATD
この記事を書いた人
Nagami@Aldoni Inc.

事業会社、コンサルティングファームの両面から人事に20年たずさわった経験を活かして独立。人事領域全般のコンサルティングを主な事業としているアルドーニ株式会社の代表。

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GWをいかがお過ごしでしょうか?だいぶ先のことだと思っていたATD2017 も、いよいよ今月下旬となりました。ちょうど2週間後にはアトランタに出発します。ATDのスマホ用アプリも2017年向けのものが既にリリースされているし、もうすぐです。

前回の記事でも宣言しており、そして過年度に参加した際には1度も行ったことがなかったキーノーツスピーカーについて、今回はちょっとだけ調べてみたので、ここに記載しようかと思います。自分で調べるだけではなく、それを公開できることは私のモチベーションアップにつながりました。

リアル「宇宙兄弟」、双子の宇宙飛行士

過去に小栗旬主演で映画化されたことがある「宇宙兄弟」というアニメをご存知でしょうか?兄弟で宇宙飛行士を目指す壮大なストーリーです。(かなり省略した内容(笑))

この兄弟のリアル版とも言える方々が登壇されます。それが・・・

マーク・ケリー&スコット・ケリー氏

双子の宇宙飛行士です。2015年にスコット氏がISS(国際宇宙ステーション)に1年滞在した際に、同じ遺伝子を持つマーク氏と身体を比較することで、宇宙空間にいる間におこる身体への影響を調べることもできたそうです。

宇宙という無重力状態に長期間いると、脊髄が重力を受けないことによって身長が伸びるようです。実際、上記の1年のISS滞在後にスコット氏は5センチほど身長が伸びたようですが、地球に戻ったらしばらくして元に戻ったそうです。

宇宙飛行士にはチームワークやリーダシップが不可欠であることは容易に想像できますが、不慮の事態への対処法やその時のメンタルコントロールなど、あらゆることに盤石にのぞめるコンピテンシーが求められると推察します。お二人のご経験やエピソード、そこから得たことなどがうかがえるのではないでしょうか?

糸井重里氏の会社でも講演

二人目はスタンフォード大学のケリー・マクゴニカル氏です。TEDでも講演されていた「ストレスに対する新しい視点」についての研究で有名な方です。とはいえ、私自身は今回のことによってはじめて知りましたが(笑)・・・。

ストレスは「敵」であり、「無くさないといけない」「軽減すべきもの」「避けなればいけないもの」という見方をする方が多いが、実は、ストレスは「人生にとって良い影響を与えている」ものであるという「ストレス無害説」を提唱された方です。

ストレスを感じるということは、それだけそのことを大事に思っているから起こるサインであり、脳や体が応援しようとしているあらわれととらえることができるそうです。そして、自分のストレスが利用できるエネルギーであると認識して、活用してみよう!とのことです。

こうなると、「ストレスは地球をダメにする」といっていたあの歌詞は、事実ではなくなるのですね(笑)・・・。

また、2015年11月に糸井重里氏の会社にて講演を行っており、双子の妹さんと共に来日されたようです。(もともとは、姉妹そろって新刊が発行される関係での来日のようです。)この内容を読むだけでも、かなり理解度が高まります。また妹のジェイン・マクゴニカル氏はゲームデザイナーとして活躍されており、脳科学のアプローチからゲームの有用性を説いております。

人材開発の分野でも、ストレスについては従来通りの解釈をしていると認識しています。そういった認識を打破するような講演がうかがえるのではないかと期待します。

<2017年5月8日補足>

「働き方改革」に関して、ケリー・マクゴニカル氏のインタビュー記事が掲載されていました。ここでも「ストレスについての再定義」にふれています。

自力で生産性を上げる「働き方改革」 ケリー・マクゴニガルさんに聞く | BizHint(ビズヒント)- クラウド活用と生産性向上の専門サイト
日本政府は働き方改革実現会議で、長時間労働の是正や同一労働同一賃金の導入を盛り込んだ実行計画をまとめた。働き方を変えていく方法を、米スタンフォード大学の心理学者、ケリー・マクゴニガル博士に聞いた。

歌手・金メダリスト・医学博士

ATDの最終日、すべてのセッションの締めくくりとして登壇されるのがローナン・タイナン氏となります。生まれつき下半身に障害をもっており、パラリンピックで金メダルを数多く獲得後に、医学部に入り整形外科医となり、さらにその後、テノール歌手としてテレビ番組で優勝の実績も持つという、一人で何人分ものキャリアを歩んでいる方です。

 

ここ数年、ATDのキーノーツスピーカーの最終日の方は、芸術に関係する方が選ばれています。今回もその傾向は踏襲されたようです。人材開発と芸術は一見何も関係ないようにみえて、得られるものには多くの共通点があるのでしょう。とはいえ、私自身はまだその辺が腹落ちしていないのですが(笑)・・・。

全員の共通点は・・・

Webサイトを中心に、キーノーツスピーカーについて調べていたところで、もしかして全員が双子なのではないか?と気づきました。マーク&スコット・ケリー氏については当初からそのように告知されているし、ケリー・マクゴニカル氏にも双子の妹さんがいらっしゃることが判明しました。そうなると・・・と思い、ローナン・タイナン氏についてのWikipediaを確認してみたら・・・ありました!!(日本語訳は私が追記しました)

He was one of a set of twins, but his twin brother Edmond died at 11 months old. 

(彼は双子として生まれたが、兄のエドモンドは11か月で亡くなった。)

今回の基調講演全体を通して、どんなメッセージが発信されるのかを楽しみにしたいと思っています。

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*アイキャッチ画像は私が撮影した2013年・2015年ATDの一コマです。

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