キュレーションサイト記事作成経験から得たこと。ネット上での情報の有料化も進むだろう

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いわゆるキュレーションサイトの内容が信ぴょう性だけではなく、その情報によって生命にも影響を及ぼす可能性もあるようで、いくつかのサイトが一時的に非公開扱いになっているようです。記事の文章や使われている画像の著作権についても、違反が生じているものもあったようです。

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JOOYで2本記事を書いてわかったこと

実は、「一時的非公開」になったサイトの中には、私が書いた記事も2本掲載されておりました。具体的には、「パーマを長持ちさせるコツ」と「スイス時計ブランド」についてです。記事は、指定されたテーマについてキーワードも盛り込みながら、自分で文章を作成するものだと認識していました。記事1本あたりの単価から鑑みて、1~2時間前後でできるだろうと推測していました。ただ、1本だけだと、「たまたまそうだった」ということも考えられるので、2本の記事を書いた次第です。その結果、これが全く「仕事」として成り立たないことがわかり、それ以降の記事作成は止めてしまいました。

予想以上に時間がかかる

キーワードの指定もあるので、それをふまえて記事の構成を考える必要があります。(記事によっては、構成の大枠が指定されているものもありました。)さらに、内容そのものについてどういうことなのかをWebサイトなどで調べて、その内容を理解し咀嚼した上で、自分の見解なども含みつつ文章としてまとめる・・・という作業は時間がかかりました。1000文字程度の記事でも、7時間~8時間くらいは時間を費やしたと思います。

前職で時計ブランドについてはそれなりに掌握していたとはいえ、それを端的にまとめるとなると、それはそれで時間は必要でした。

時給に換算するととんでもなく低賃金

それだけ時間がかかったので、私にとっては全く「割にあわない」仕事だったのです。東京都の最低時給金額の数分の一。文章を書くことで、何らかの収入が得られればと思ったのですが、これでは学生時代のアルバイトよりも効率が悪いので、何かがおかしいと感じました。

インセンティブも安すぎると感じました。ある一定量以上の記事を書いたら、「5000円ボーナス」とかいうキャンペーンをやっていたけど、そのインセンティブをもらうまでにどのくらいの時間を費やす必要があるんだ?それを時給に換算したらどうなるんだ?って思っていました。毎日かなりの記事がアップされているので、それだけ多くの執筆者がいらっしゃったのでしょう。

たいしたチェックはしていない(と思われる)

記事を作成後にキュレーションサイトの担当者に連絡をすると、その記事を確認し、場合によっては修正なども指示されて何度かやりとりをしてから、アップロードされる・・・と思っていました。実際には、私からの連絡後に、すぐに記事がアップロードされておりました。これってチェックしているのか?と素人でも疑ってしまうくらい(笑)。作成された文章がコピペではないのか、使っている画像が著作権を侵害していないのか、といった本来この段階ですべきことはチェックしていなかったのではないかと推測します。

抜本的に異なる方法が無ければ成り立たない

実際には、別のサイトのコピペをつないで組み合わせて、「記事」としていたケースが横行していたなどとは想像しておりませんでした・・・。もちろん、時間をかけていろいろと調べて記事を書いていた方もいらっしゃったと思います。

キーワードが入った記事を自動的に検索して、文章を「自動生成」させるようなツールによってできあがった記事を、「編集」するといったやり方でないと、大量生産はむずかしいでしょう。実際、そういった「ツール」もあったとかなかったとか・・・。

情報の取捨選択能力は必要

確かに、「肩こりの原因は幽霊が憑依しているから」などというのは滑稽ですが、それをまともに信じる人はいるのでしょうか(笑)?ネットには「正」の情報しか載せていけないとしたら、多くのサイトが閉鎖されるかもしれません。それどころか、「正」かどうか判明していないものは載せることすらできないでしょう。ネットに掲載されている情報から、それが正しいものなのか、どこまでを信用してよいのかという「精査」や「取捨選択」をするリテラシーは、ユーザー側に必要だと思います。

キュレーションサイトがたたかれているのは、(ネットベンチャーとはもはや言えない)東証一部上場会社が、そのサイトによって広告収入を「荒稼ぎ」していた、というのが背景にあるのではないかと思います。極端な話、単なるWebサイトで、そこから何の利益も生み出していなければ、「誤情報の多いWebサイト」にすぎず、スルーすれば済むことです。

情報は有料化していく

既に一部のサイトは有料化されています。価値のある記事は、有料化していく傾向が進むのではないかと思います。紙を使って販売されている雑誌や新聞は有料です。媒体がWebに変わったからといって無料になる道理は、ビジネス上はあり得ないと思います。無料のサイトには、それ相応の価値はあると思います。しかし、そこには、上記に記載した通り、読み手が取捨選択をできる能力があるという前提になる・・・というより、既にそういう時期になっているでしょう。

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