プロフェッショナルとは何か?2017年12月時点の想い。改めて考えてみると奥が深い

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この記事を書いた人
Nagami@Aldoni Inc.

事業会社、コンサルティングファームの両面から人事に20年たずさわった経験を活かして独立。人事領域全般のコンサルティングを主な事業としているアルドーニ株式会社の代表。

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まだ正式にはアナウンスできる段階ではないのですが、現在行っている事業とは別に、学生時代の同期何名かと出資して会社を設立しようとしています。私自身のビジネスが大きく変わるわけではないのですが、少なからず影響を及ぼすだろうと思っています。いわゆる「相乗効果」とをねらっているというのが適切でしょう。

ビジネスを展開していく上で必要となる、名刺をつくることになりました。その時に、短い期間とはいえ、「自分にとってのプロフェッショナルとは何か?」を考える機会があったので、そのことを記録しておきたいと思います。

名刺記載要件再び

昨年9月に独立する前に名刺を作成しようと思った時に、あれこれと考えた(かつ決定させた)ことがありました。

要件を決めなければ完成をすることはない。フリーランス人事が名刺をつくる時にわかったこと
フリーランスとしてビジネスを行うには、名刺は必須アイテムと言えます。以前、独立のために必要な準備の一つとしてもあげました。 来月から本格的に稼働するために、最近名刺をつくりました。その際に気が付いたこ.....

今回、各自の名刺を作るに際して、再びこの「名刺要件」が発生しました。とはいえ、今回はロゴなどのデザインは別の方がやってくれていたり、メールアドレスもドメインを取得していたので容易に決まりました。以下の2つを考える必要が出てきました。

  • 名刺の紙の色
  • タイトル

紙の色はメンバー全員同じかとばかり思っていたのですが、そこは各自で自由に考えろ・・・とのこと。自分の好きな色で、かつ、ロゴが映えるように・・・という視点で、カラーコード表を見ながら決めることができました。これは比較的簡単だったと言えます。

もう一つ考えなければいけないのが、「タイトル」でした。

自分がどう関わっていきたいのか

こちらは簡単なようでなかなか悩ましいものでした。社内でも、明確なルールはなく、「社内における役職/今後自分が想定している活動をふまえて決める。あえて自分の本業を前に出しておくのアリ」という方針だけでした。すなわち、

何でもよい

ということでもあります(笑)。独立時の名刺を作成した時は、「人事コンサルティング」「人事プランニング」「人事における社外の参謀」といったイメージはあったので、それが他人に伝わりやすいタイトルにしようと思っていました。ある種、「ゴール」が決まっていたので、それほど時間はかからなかったと記憶しています。

今回は、ほぼ制約が無いので、かなり検討に時間をかけました。結果として

人事プロフェッショナル/ディレクター

としました。この共同で作った会社は、人事に関連する事業も行う予定(は未定)があり、かつ、「人事のプロ」という面からの貢献も期待されているからです。

ここで「スペシャリスト」「コンサルタント」「プランナー」ではなく、あえて「プロフェッショナル」としたのは、私が私にたいして若干プレッシャーを与えつつ、そのタイトルに見合った仕事をしていきたいという想いからです。

ちなみに、他のメンバーのタイトルについて。「本職のタイトル」「ディレクター」「プロデューサー」「ライター」「サックス演奏」「アートディレクター」「美容室経営」など。1つのタイトルの人もいれば、3つのタイトルをつける人も。中には「タイトル無し」の人もいて、かなりバラエティーに富んでいました。

プロフェッショナルとは

改めて、プロフェッショナルとは何か?ということをこの機会に考えてみました。人によっていろいろ考え方や定義内容は異なることはともかく、

周囲から認められること。そのためには、まず最初に自分がプロフェッショナルであることを認識すること

ではないかと思いました。周囲から「プロである」と認識されることも重要ですが、そのためにはまず最初に自分が「プロである」と思うことからはじまるのではないかと。

そのためには、「スキルも重要だが、当たり前のことを確実に継続してできること」「自分の満足よりも、顧客の満足のためにできること」の二つのマインドというかコンピテンシーが備わっていることが必要だと思いました。

もちろん、人によって考え方は違うだろうし、私自身の考えも変わってくるかもしれません。そのため、これはあくまでも「2017年12月時点の私の考え」、としておきたいと思います。

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