HR Tech Conf & Expoの新たな試み。今年はオンライン開催で参加無料

HR Tech Conf
この記事を書いた人
Nagami@Aldoni Inc.

事業会社、コンサルティングファームの両面から人事に20年たずさわった経験を活かして独立。人事領域全般のコンサルティングを主な事業としているアルドーニ株式会社の代表。

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毎年秋にラスベガスで開催されるHR Tech Conf & Expoは、本来であれば10月中旬に予定されていました。実は、1月の段階で日本からの往復フライトと現地のホテルは予約していました。というのも、こういうものは「行けたら行こう」というものではなく、スケジュールするのが一番重要だと思っており、それを具現化する行動が「フライトとホテルの予約」でした。2018年に一度参加しており、2年ぶり2度目の参加予定となるはずだったのですが・・・。

申し込む前にコロナ禍

カンファレンス参加申し込みは、Webサイト上で開始されてもすぐには行わず、「たぶん何かしらの割引コードが出てくる」ことを待っていたら、TwitterやFacebookで出回ってきました。ただ、それと同時にコロナウィルス感染拡大もニュースにあがってくるようになったので、カンファレンス参加申し込みそのものは控えていました。

申込時期によって費用が異なり、当然、早い時期ほど費用はおさえられています。今月中旬までに申し込めばよいと認識していたのですが、そもそもアメリカへの入国が難しい(=入国後に14日間はホテル等の宿泊施設にて待機することになるが、出張は1週間程度)状況でした。

とりあえず、ラスベガスへのチケットとホテルは確保済みなので、ギリギリまでカンファレンスの申し込みは行わず、入国条件が緩和された段階でカンファレンス申し込みをすることにしました。

なにせ、HR Tech Conf & Expoのサイトでは「今回もみなさんとラスベガスでお会いできると楽観的にとらえています。」といった公式コメントがあったので、主催者側は通常開催を前提としているのだろうと推察したからです。

日程変更&オンライン開催

そのメールは8月4日の夜に受信しました。(詳細を記載した下記ブログURLのリンクですが)

Homepage
Human Resource Executive provides HR leaders and decision-makers with the analysis, insights, strate.....

これによると、日程が2週間ほど後ろの10月27日~30日に変更となり、すべてをオンラインで開催し、さらに参加費用は無料とのこと。なかなか太っ腹です。

今年5月に予定していた人材開発系カンファレンスのATD-ICEは開催が中止となり、6月になってから「バーチャルカンファレンス」がオンラインで開催されたものの有料でした。
早速、申し込みました。

今年の参加費用は来年に繰り越し

私の場合、結果的にカンファレンス参加費用を支払う前に、カンファレンスそのものが無料化されたことになります。それなりの人数の方々が、既に今年分のカンファレンス費用を支払っているはずです。それは払い戻されるのではなく、「次年度開催の参加費用+今年のオンライン参加申し込み」として扱われるようです。

アジェンダなどは後日公開

ラスベガスで開催される予定のアジェンダについては、実は公開されており、基調講演だけではなくそれぞれのセッションのカテゴリーや具体的なセッションについてもWeb上で確認することができていました。そのため、私も時間のある時にチェックもしていました。

今回はそれを単純にオンラインで行う、というものではなく構成を改めるようです。

The four-day event will feature live-streamed sessions plus daily keynotes from industry thought leaders including analysts Josh Bersin and Jason Averbook, as well as an expo hall and networking opportunities within a single digital platform. Attendees will be able to participate in one-on-one meetings, join group chats, visit different expo booths and move across the event space.
出典:HR Tech Conference is going virtual

要は、「デジタルプラットフォーム内でエキスポやネットワーキングが実現可能となり、1対1のミーティングやグループチャットに参加したり、さまざまなエキスポブースやイベントスペースを訪問できる」ようになるようです。

時差をどう乗り越えるか?

オンラインセミナーに参加することなり、一つ大きな「障壁」があります。時差です。ラスベガスとは16時間という何とも言えない時差があります。アメリカ全土でも4-5時間の時差があるので、その辺の考慮は多少されるとは思いますが、遠く離れた日本のことはほとんど考慮されないと推察します。

そうなると、日本の夜中から朝方にかけてがメインの時間帯になるかと思います。その間はどうやって通常の仕事を調整するのか、そもそもどうやって参加しようか・・・。

今後アジェンダも公開されていくはずなので、その辺も含め検討していきます。

<追記:実際にオンラインで参加しました>

HR Tech Conf & Expoにオンライン参加。HR Techマーケットの展望に期待
通常であればラスベガスで開催されるHR Tech Conf & Expoが、今年はコロナウィルス拡大防止のため、オンラインによる開催となったことは以前の記事でお伝えしたとおりです。そのイベントが先週開.....
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