ATD24@New OrleansをSNSで振り返る

ATD
この記事を書いた人
Nagami@Aldoni Inc.

事業会社、コンサルティングファームの両面から人事に20年たずさわった経験を活かして独立。人事領域全般のコンサルティングを主な事業としているアルドーニ株式会社の代表。

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ニューオーリンズで開催されたATD24に関しては、随時、XやFacebookで発信していましたが、時差の関係でご覧になるタイミングを逸したものもあると思います。そこで、関連ツイートをここに掲載します。

ATD24で参加したセッションに関しては、別途記事にする予定です。

開催前日:2024年5月18日

昨年と同様に、前々日(5月17日)に現地入りしたので、前日にレジストレーションを行いました。昨年のトートバックから例年通りのリュックに戻っていました。期間中は、このオレンジ色のリュック(サムネ画像の右下です)にパソコンなどの荷物を入れて移動していましたが、結構使いやすかったです。

1日目:2024年5月19日

今回で現地参加も6回目なので、海外からの参加者を対象としたInternational Orientationも参加する必要は無いだろうと思いつつも、初参加のラーニングチームメンバーに付いていったら、新たな発見もあったのと、一気に気分が盛り上がり楽しかったです。参加セッションをどうやって検索して見つけるのかといったことは、自分のやり方とは異なる方法も知ることができたので参考になりました。

Emerging Corporate Learning Trends With the Development of Generative AI

ATD24最初のセッションは、UMU社による「Emerging Corporate Learning Trends With the Development of Generative AI」を選択しました。

AIに関する体系などについての説明をふまえて、こういったAIを活用するために「AIリテラシー」が求められているという話が展開されました。AI リテラシーが組織開発と生産性向上に不可欠であり、AIリテラシーにおけるレベル定義を示していました。さらに、AIリテラシー向上のためのトレーニング提供が必要であるとおっしゃっていたことが主な内容でした。

ここで、ちょうど昼。初めて「International Welcome Luncheon 」に参加しました。

Making the Case to Invest in Talent Development

次は3社による人材開発を適切に行うための各社の事例や秘訣を伺うパネルディスカッションでした。こういった時は中規模以上の企業に所属されている方々が登場するケースが多いのですが、今回は3人のうちの一人は50名程度の規模の会社の方でした。

小規模会社においても、ATDのセッションの内容を参考に、データ活用したアプローチや各部門との協力構築を行うことで、適切な成果があげられることを話していらっしゃいました。

Exploring the Opportunities of the New Learning Technology Landscape

「マイクロラーニング」は「何分以下のコンテンツであるべきか?」といった不毛な争いは意味が無いとおっしゃっていました。確かにそれはそうだ。「どれだけ業務に直結し、社員にとって有益なスキルが得られるコンテンツなのか」が、最も重要だからです。業務中に何か不明点やできないことがあった時に、最短の中断時間で「何かを学び」→「実務に戻る」ことがマイクロラーニングの存在意義です。

また、パーソナライズラーニングについても見解をおっしゃっていました。具体的には、そもそも「明確な定義がなく理解が一致していない」とのこと。また、現時点では、興味関心のマッチングやキャリアパスの提示にとどまっており、本当の「個別化された」ラーニング体験とは異なると話していました。

パーソナライズラーニングはNetflixではない

2日目:2024年5月20日

Opening General Session with Matthew McConaughey

Opening General Sessionは日本でも有名なマシュー・マコノヒー氏だったのですが、入場にえらく時間がかかりました。人気があったのはもちろんだが、たぶん会場のオープンが遅すぎたからではないかという推察も・・・。

目標や目的地に焦点を合わせることよりも、自己改善のプロセスや新たな挑戦そのものを楽しむ方がよい、というのは、なかなか心にしみるコメントでした。

EXPOランチ

初日と2日目のEXPOランチ。3日目に選択したターキーサンドウィッチ以外は、どちらもおいしかったです。

Building a Talent Development Strategy From the Ground Up

リーダーシップ開発に限らず、研修企画の「型」を再確認できました。

ゴール=目的を定義することが重要で、トレンドだから取り組む「備えあればうれいなし」といった類のものではない・・・。

A Strategic Approach From Tech Pilot to a Full Rollout

L&D関連の新しい技術を導入する際に、L&Dプロフェッショナルは、ニーズ把握や変革管理に必要な時間などを鑑みると最初から関与していなければいけないという、「当たり前」だが「見落としがち」なことを取り扱っていました。いわゆるプロジェクトマネジメントをご存知の方ならば、既知の内容が多いのですが、この視点ではなかなか新鮮でした。

LinkedIn, NBCUniversal & Kraft-Heinz Panel on AI & the Future of Skills

AIに関するスキルセット(前日のセッションで出てきた「AIリテラシー」と同意)を定義することが必要であるという意見だけではなく、実際にどんなものなのかを提示されていました。

AIに関しては先行事例が語られることは多いが、「それ以外の企業」の現状は日本国内の企業とそれほど変わらないかも、という気づきも得ました。

3日目:2024年5月21日

General Session with Daniel Pink

「やることリスト」を作る人は多いが、「やらないことリスト」をつくるというのは取り入れようと思いました。いくつか思い浮かぶものはあるものの、一度整理してみます。

Feedback-Fueled Leadership: Why Seeking and Receiving Is Better Than Giving

リーダーこそフィードバックを求めるべきである、というこれも「わかっていてもなかなかできない」けど重要な内容でした。また、「フィードバック」という単語にネガティブなイメージがあるので、「提案」とか「アイデア」といった単語を用いた方がよいとのことです。

What’s Next? Creating Your L&D Career Path Blueprint

セッション内で実際にワークを行うことで、自分の考えを整理することができました。

L&D Technology and AI. . . . Oh My! What the Research Says

高業績企業はAIとLMSの活用がとても進んでいるという意見を統計的に紹介されていました。AIは「どう使うのか」「そのためにどんなスキルが必要か」といった段階に来ています。

4日目:2024年5月22日

Skill-Driven Future: Crafting the New Talent Development Ecosystem

台湾企業がATDのセッションで登壇するのは初めてだそうです。そんな状況に立ち会えたのは偶然とはいえ、うれしい限りです。

現時点のAIは万能とは限らず、人間がみれば明らかにおかしいものを生成することもあるので、そういったものは適切に排除しなければいけないという、考えてみれば当たり前な発言も聞くことができました。(例:誕生日ケーキのろうそくを消すために息をふきかけているのに、ろうそくの火が消えていない動画)

The Skills Revolution: Unlocking the Potential of Tomorrow’s Workforce

コホート方式の学習で、参加者がお互いに学び合い、支え合うことができるだけでなく、ネットワーク形成も期待できるといったことも伺えました。

スキルベースの組織になるための小さな一歩を踏み出すことに関するセッションでした。データを活用し、テクノロジーを使用して従業員のスキルを向上させることが肝要だが、 最も重要な点は「反復(して啓蒙すること)」だと思いました。

途中退席→Closing General Session: A Conversation With Venus Williams

最後のセッションは途中で退席しました。理由は以下の通りです。

Closing General Sessionは、一問一答のようなインタビューで質問の回答に対する掘り下げがなかったなぁ・・・というのが所感です。

来年の開催地は、2019年も開催されたワシントン,DCです。

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