クリエイティブシンキングのためのフレームワーク。3分でわかるブレインストーミング

セミナー・研修受講
この記事を書いた人
Nagami@Aldoni Inc.

事業会社、コンサルティングファームの両面から人事に20年たずさわった経験を活かして独立。人事領域全般のコンサルティングを主な事業としているアルドーニ株式会社の代表。

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先週(8月3日・4日)と「クリエイティブシンキング」セミナーに参加しました。研修を企画する側として仕事をしていたので、純粋に受講者として参加するのはかなり久しぶりでした。他業界の方々と交流もすることができたのも有益でした。さらに、研修運営やコンテンツについて、「ここは自分もまねてみよう」とか、「ここはこうした方がいいかな」といった気づきもありました。

「学習成果が一番出るのは人に伝えること」だと思っているので、クリエイティブシンキングに必要なフレームワークを何回かにわけてご紹介しようと思います。

クリエイティブシンキングとは?

日本語に訳すと「創造的思考力」「創造力」といったところでしょうか。知識や経験を加工・変換して、今までにない新しい「価値」を生み出す【創造】を発揮する力のことになります。ビジネス上で必要とされるこの能力は、誰がも持っているもので、訓練によって伸ばすことができると言われております。”天性のカン”とか”センス”というものではないです。

ブレインストーミングは創造のためのツールの一つ

創造を発揮するために使う手法はかなりの数があります。それらのツールのどれかが最もすぐれていて万能!というものがあれば助かるのですが、残念ながら(?)実際にはそんなことはありません。むしろそういったツールを組み合わせて使用することで、大きな成果が得られるのではないかと思います。

その中で個人的には最も親しみやすいツールと思っているのが、この「ブレインストーミング」です。理由はとても単純で、「実際によく使っているから」です(笑)。例えば、新年度の研修体系を検討した時に、そもそも組織として何が課題なのか、それに対してLearning & Developmentの分野からどんなことが解決策として提示できるのか・・・といったことを考えました。いきなりそんなことが出てくるわけもないので、まずは、この「ブレインストーミング」、略してブレストを使った次第です。

1941年にA.F.オズボーンによって創案されたもので、集団でアイデアを生み出すための会議法のことです。

ブレストには4つのルールがある

ブレストを行うためにはルールがあります。

  1. 質より量

    とにかくアイデアを出すことに集中する。一般的なアイディアから新規のものまで何でもよく、量がたくさんあることによって、質が高められるという考え方。

  2. 批判・結論出しは禁止

    メンバーが出したアイデアは批判しない。ネガティブな感情が生まれることを防ぐため。判断や結論は次の段階で出すので、この段階では不要。

  3. とにかく自由

    思いついたアイデアはとにかく口に出す。奇抜なものであっても構わない。というより、自身が奇抜だと思ってもそれが他の人にとってそうとは限らない。先入観・固定概念は捨てる。

  4. 便乗もOK

    出てきたアイデアをつなげたり、改善・発展することで新しいアイデアを生み出す。いわゆる「パクリ」も、「相乗効果」という表現に生まれ変わります(笑)。

うまくブレストを行うポイント

まず、質問内容が「それって当たり前じゃないの?」というものであり、ストレートすぎないことです。例えば、「東京オリンピックを成功させるためには」であれば、誰もがいろんな観点から考えはじめることでイメージしやすいでしょうが、「東京オリンピックのためにXX社が立ちげるべき新規事業は?」だとストレートすぎるでしょう。というより、それがわかっているなら、そもそもブレストなんぞ行う必要が無い(笑)。

次に、発言した内容(アイデア)はすべて記録し、その内容がメンバー全員が常に見えるようにしておく必要があります。そのため、プロジェクターを使って投影したり、模造紙に書き出すといった何らかのツールが必須です。

最後に、アイデアを出すときに、最初から一覧化するのも良いかもしれませんが、「マインドマップ」のようなものを使うことも有効かと思います。真ん中にテーマを書き、そこから連想されるものなどを書き付け加えていくものです。

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こんな感じのものです

ブレストが失敗するケース

ルールを守って行えば、最初の素案を作成するのに有効と思われるブレストですが、失敗するケースもあるようです。例えば・・・

  • アイデアに対して評価をしたり、否定する
  • アイデア出しを遮って持論展開や議論に進展させてしまう

これらは、要するにルールを守っていないということだと思います。やはり、4つのルールはブレストを成功させるには欠かせないものかと。これら以外にあげられるのがこちら。

  • 人選が好ましくない。例えば、社内での力関係が違いすぎる、社内での声が大きい、同じようなプロフィールの人ばかり など。

確かに。人選によっては、ブレストがうまくいかない状況(アイデアの評価や、持論展開という名の自慢大会など)が発生しやすいかと思います。

これらを参考にブレストしてみましょう。何はともあれ、ブレストは楽しい!というのが私の持論です。アルドーニの提供サービスメニューにもありますので、アイデア出しの要員=ブレストメンバーとしても是非呼んでください!!

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