期待に反するものだったとしても、ネガティブな感情や評価を下さない理由

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最近、製品紹介のデモを拝見する機会が2回(社)ありました。正直なところ、これを判断基準の一つとしなければいけないならば、どちらも甲乙つけがたいものだったので、かなり迷います。両社ともすばらしいレベルだったのではなく、その反対(笑)。

単調な説明しかなく、何が「売り」なのか全然わからない。質問に対して回答していない。というより、質問の意図を理解していないから、質問と回答がかみ合っていないように見えました。質問内容は、ユーザーとなりうる人なら気になるような当たり前のことばかりだったけど・・・。私が当事者だったら、このレベルのものからどちらかを選択するのは、「踏み絵」のような状況だと思います。ところが、当事者の方々は意外と淡々とした態度でした。これは、どうしてなんだろう?と思ったので、理由や原因を考えてみました。

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アンガーマネジメントができている

仕事上、怒りの感情は出すべきではないと思いますが、感情で生きているのが人間ですから、どうしても抑えきれないものもあるかもしれません。期待していることが得られなかったとか、自分ならできて当たり前と思うことができていなかったりすると、不機嫌な気持ちや態度を出さないようにしようとしても、何となく伝わってしまうものです。

そういった「負」の気持ちを持たないことは、ほぼ不可能ですが、それをうまくコントロールすることはできるでしょう。それを「アンガーマネジメント」といいます。今回のデモを観て決定する当事者の方々は、このアンガーマネジメントがうまくできる方々だったのかもしれません。

どうでもよいと思っている、関心が無い

私が当事者で、これらの製品のどちらかを選択する立場だと仮定しましょう。それならば、あのデモも見せられたら、その後にクレームをつける可能性は高いと思います。「選ぶ責任がある=とても関心が高い」からです。関心が高いことへの対応が、ぞんざいな内容であったとしたら、それについてネガティブな気持ちをいだくでしょう。今回のケースで言えば、デモの内容が自分の知りたいことを網羅するものではなかったということになります。

しかし、そうではなかったら?すなわち、そもそも関心が無いことだったとしたら?それならば、どんな内容のデモであっても、ネガティブな感情は持たないでしょう。どうでもいいこと=関心の無いことに、ポジティブな感情もネガティブな感情も持つことは少ないはずです。

そもそもどういうものなのか知らない

例えば、私は医学については全く知識がありません。そのため、医療ドラマは純粋にストーリーを楽しんでおります。しかし、視聴者が医者だとした場合、「あの症例の手術は特別なものではなく、ごく一般的で簡単なものだ」といった「評価」をしたり、ストーリーの中での「論理的破綻」にツッコミを入れることができるでしょう。私が持っていない視点があるためにできる行為です。

今回の場合は当事者の方々が、そもそもデモとはどういうもので、どんな目的で行なわれるものなのか知らなかったという可能性があります。わからないものに対して、何らかの「評価」を下すのはむずかしいでしょう。

このどれに該当するのか、何となくわかりつつあります(笑)。どうせ同じ時間を費やして仕事をするならば、いかに楽しめるかは心のどこかで持っていたいです。そのためにはどれだけ真剣に行なえるのか、ということかと思っています。

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