「アルドーニ」を商標登録しました。時間はかかるけどシンプルで簡単な手続き

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社名でもある「アルドーニ」ですが、最近、商標登録されました。実は申請してから8ヶ月かかったのですが、手続きそのものはとても簡単でした。なぜ、商標登録をしたのかということもふくめてご紹介します。

商号(会社名)のルール

会社を立ち上げる時に、最初にきめるのが商号(会社名)を決めることです。私の場合は、個人事業主として事業を展開していた時の屋号「Aldoni」を、カタカナに変更して使うことを予定していました。

年始に記事にしたように、個人事業主から法人化することは今年の目標としています。目標というより既にタスクとなっており、通常の仕事をしながら諸々...

商号(会社名)は、同一の本店所在地でなければ同じ商号(会社名)であっても問題はないようです。そのため、法人登記だけの場合、「アルドーニ株式会社」という社名で人事関連のビジネスを展開する会社が、世の中にいくつも発生する可能性はあります。

商標登録と商標権

商標登録とは、特許庁が行う商標権発生までの行政手続のことを指しています。登録出願(申請)を特許庁に提出した後、登録要件に関する審査を通過して承認されることで、商標権が発生します。商標権とは以下の通りです。

商標権とは、商品又はサービスについて使用する商標に対して与えられる独占排他権で、その効力は同一の商標・指定商品等だけでなく、類似する範囲にも及びます。 商標として保護されるのは、文字、図形、記号の他、立体的形状や音等も含まれます。 権利の存続期間は10年ですが、存続期間は申請により更新することができます。

出典: https://www.jpaa.or.jp/intellectual-property/trademark/

これによって、商号(会社名)のように他に使われたくものを「独占的に」使用する事に対して、「国からのお墨付き」をもらえるのです。

自分だけで「アルドーニ」という言葉を独占的に使いたい、というよりも、後から他の人が同じ名称で会社を設立され、商標権を所有していると、反対に私が「アルドーニ」という名称が使えなくなります。それを避けるために商標権を取得すること=商標登録をすることにしました。

最近の例だと、「そだねー」が北見工大生活協同組合が商標登録を申請していたことが、話題になりました。これはどちらかといえば、「特定の団体に限定されずに、誰でも使えるようにあえて登録申請した」という意図がありそうです・・・。

Toreru

会社設立の登記手続きと同様に、自分で書類を作成して特許庁に届け出ることもできます。当初は自分で手続きをしてみようと思ったのですが、最初の段階で「これは複雑すぎる」と思いギブアップ(笑)。オンライン手続きだけで代行してくれるサイトを発見したので、そちらを利用することにしました。いくつかそういったサービスが立ち上げっているようですが、私はToreruを使用しました。

最初にアカウントを作成し、商標登録をお願いしたい「言葉・形状など」についてを調査を依頼します。既に商標権が発生している、あるいは、商標登録がされているといったことが無いことが判明すると、申請することができます。後述する特許出願料と手数料を振り込むと特許庁への出願を代行してくれます。

商標登録の状況については、こちらのサイトで自分で調べることができます。ただ、データのアップデートが週次くらいのペースなので、ちょっとタイムラグがあると思っていた方がよいでしょう。

審査期間

審査は通常だと8ヶ月くらいかかります。「急行」コースもあるのですが、その場合はToreruに支払う手数料が高くなります。私は、昨年(2017年)の7月に申請をしました。今年、法人化することを想定し、その時までに商標登録が完了していればよいな・・・と思っていたのですが、結果的には法人設立(2018年2月2日)の1か月後くらいに承認されました。

用途に応じた区分

商標登録によって商標権が発生すると、「アルドーニ」という単語は一切合財、他の人(団体)が使用できなくなるのか・・・というとそういうわけではありません。商標権には商品や役務(サービス)が45種類にわかれている「区分」とよばれるものがあり、商標登録の際に、どの区分について使用するのかを申請します。

今回、事業内容も鑑みて2つの区分(第35類、第41類)について申請し、承認されました。

  • 第35類:広告,経営に関する助言,市場調査,職業のあっせん,求人情報の提供,小売又は卸売等
  • 第41類: 各種学校・セミナー,イベントの運営,運動・娯楽施設の提供,各種物品の貸与,翻訳,電子出版物の提供等

裏を返せば「洋菓子のアルドーニ(第30類)」とか「アルドーニトラベル(第39類)」といった、別区分の場合は、商標権を持っていないことになります。

費用

かかる費用は申請する区分数と年数に応じて異なります。私のように2区分で10年の場合は、Toreruへの出願手数料の4万弱も含めて12万円弱でした。この4万円をどう解釈するのか・・・ということですが、これに関しては「(自分で調査したり申請書類などの作成、特許庁とのやり取りなどの)時間を買った」と判断しています。

 1区分2区分3区分
総額(印刷代込み:5年)48,00091,800135,600
内訳
調査無料無料無料
出願手数料9,80018,80027,800
印紙代(出願)12,00020,60029,200
登録手数料9,80019,60029,400
印紙代5年(登録)16,40032,80049,200
参考:印紙代10年(登録)28,20056,40084,600

出典(一部追記)https://toreru.jp/home/price 

商標権の印紙代は5年と10年の2種類があります。イメージとしては、パスポートの更新料と同じような違いではないかと。5年の場合は若干割高なので、私は10年にしました。ここには記載しておりませんが、「早期審査=急行」の場合は、さらに20,000円加算されます。(早期審査を受け付ける一定の要件があるようです)

今回の商標権を得たことによって、「アルドーニ株式会社」という社名で似たようなビジネスを展開される心配はなくなり、法的にも商標の使用権利が守られる状況になりました。

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